ここしばらく、中学生の息子から逆切れをくらうことなく平和に過ごしていましたが。
最近になって、母ちゃんにやたらむかつくわぁーと言われる…。
『何処がむかつきますん?』と聞いたところ
『なんか解らんけどむかつく』だそうです。
子供が年頃になってくると、特に異性の親を嫌うように、生物上インプットされていると聞いたことがあります。
なので、
『成長期になると、ホルモンの影響で理由なくイラつくことが多くなるから、気にせんとき』
『お互いある程度言いたいことを言うて乗り切ろう』
『生き物は年ごろになると、特に異性の親を嫌いになるようになっとるねん。』とお伝えしておきました。
特に返事はありませんでしたが、なんとなくホッとした感じでした。
とは言え、あまりにイラつかれると凹む
余裕なそぶりで大人な回答をしたものの、あまりにイラつかれると凹みます。
特にイライラをぶつけてくるわけでもないですけれど、
『ホンマ母ちゃんイラつく』と事あるごとに言われると、そこは私も強くないので凹みます。
思春期特有の無口な時間も多くなってきてます。
口出しが増えてると気づく
よくよく自分を振り返ってみると、なるべく口出しをしないようにしていたのですが、
最近よく口出して口うるさく息子にあれこれ言っていたなとも思いました。
ホルモンもあるだろうけれど、再び反省して余計な口出しを減らすようにしました。
大事なことはもちろんハッキリと伝えるようにしてます。
子供が恐れるべき存在
我が家では、怒ったときに怖い主人が息子のストッパーになってくれています。
子供が最後の最後で、足を踏み外さないストッパーの存在が必須だと感じます。
我が家では主人なのです。
『今日は公文をさぼりたかった。誘惑にかられたけれど、父ちゃんに怒られるからやめた』
と言う様な事をよく言います。
だからといって、仲が悪いわけではないです。以前は父親との仲が悪かったのですが、男同士で通じ合える事も多くなってきたのか、最近はよく主人と話をしています。
恐れる存在が居てくれるおかげで、毎日ガミガミ言わなくてすんでる所もあるので、ありがたい存在です。
恐れる存在が居ない無敵な子供の行く末
今は先生も近所の大人も、他人の子供を怒るとその親に怒られてしまうためか、昔の様には他人の子供を叱りにくい世の中ですよね。
近所の子で迷惑行為を繰り返す子がいるんですが。その親が庇うんですよ。だから、いつまでたってもその子は同じ間違いを繰り返して、周りから嫌われています。善悪が解らず、将来困るのは子供なのに。
周りが指摘しても、子供をかばい続ける親にあきれて今では誰も指摘しなくなりました。
言われているうちが華ですね。あきらめられたらお終いです。
中学生になった今では、警察沙汰を起こしてました。やって良いことと悪いことを教わらなかったのですから当然です。
まとめ
子供が大きくなったら、家から出ていくもの。
自分とは別の独立した生き物として、イラつかれようが嫌われようが、社会で生きていけるようにしてあげないとと言い聞かせてます。
もちろん、子供が出ていけば寂しいですが…。いつまでも家でスネをかじられる方が恐怖です。
子供のイライラを流しつつ、目は話さずに口は減らすように頑張ります。
親っていう役目はなんとも報われないと思いつつ。
社会で恥をかかないように、生きていけるように、嫌われても疎まれても言い続けるしかないんですね。